【シッポゴケ】特徴や育て方は?カモジゴケ・タマゴケとの違いも解説

シッポゴケの育て方や増やし方を解説していきます。

また、苔テラリウムの作り方をこちらの記事で紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。

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シッポゴケの特徴

  • 葉は長さ7~11cmで、先端は細く尖っています。
  • 葉の色は、黄緑色から緑色のものが一般的です。
  • 湿気を好み、直射日光を嫌います。
  • 乾燥にも比較的強いものが多いです。

シッポゴケは、その名の通り、動物の尻尾のような形状の葉が特徴の苔です。山林の腐葉土上、半日陰の環境によく自生しています。

シッポゴケの基本的な育て方

水やり

シッポゴケは、湿気を好む苔です。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。冬場は、水やりの回数を減らします。

日当たり

シッポゴケは、直射日光を嫌います。明るい日陰で育てます。直射日光を当てると、葉が枯れてしまいます。

シッポゴケの増やし方

シッポゴケは、株分けで増やすことができます。

株分けで増やす場合は、成長したシッポゴケの株を2〜3株に分け、新しい容器に植え付けます。

株分けは、植え替えの際に行うのが一般的です。植え替えの際に、株を丁寧に分け、新しい容器に植え付けます。

株分けで増やす場合は、手軽に増やすことができます。また、株分けで増やしたシッポゴケは、親株と同じ性質を受け継ぐため、同じ姿の苔を増やすことができます。

シッポゴケが枯れる原因と対策

シッポゴケは、比較的育てやすい苔ですが、環境によっては枯れてしまうことがあります。ここでは、シッポゴケが枯れる原因と対策について、詳しく解説します。

原因1:水やり不足

シッポゴケは、湿気を好む苔です。そのため、水やり不足で枯れてしまうことがあります。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。冬場は、水やりの回数を減らしますが、土が乾燥しないように注意します。

原因2:直射日光

シッポゴケは、直射日光を嫌います。直射日光を当てると、葉が枯れてしまいます。シッポゴケを育てる際は、明るい日陰で育てます。

対策

シッポゴケが枯れないように、以下の対策をとりましょう。

  • 水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。
  • 直射日光を当てないようにしましょう。

また、シッポゴケは、根が浅いため、植え替えは2〜3年に1回程度で十分です。植え替えの際は、腐葉土と砂を混ぜた土に植えます。

シッポゴケを長く元気に育てるために、ぜひこれらの対策を参考にしてください。

シッポゴケとカモジゴケの違い

シッポゴケとカモジゴケは、どちらも動物の尻尾のような形状の葉が特徴の苔です。そのため、見た目が似ていて、違いがわかりにくいという声もよく聞きます。

ここでは、シッポゴケとカモジゴケの違いについて、詳しく解説します。

葉の形状

シッポゴケの葉は、先端が尖った、細い葉が特徴です。一方、カモジゴケの葉は、先端が丸い、太い葉が特徴です。

葉の向き

シッポゴケの葉は、茎に対して垂直に伸びています。一方、カモジゴケの葉は、茎に対して平行に伸びています。

生育環境

シッポゴケは、湿った環境を好みます。そのため、山林の腐葉土上、半日陰の環境によく自生しています。一方、カモジゴケは、乾燥に比較的強い苔です。そのため、山林の砂地や、庭園の砂利道などにも自生しています。

シッポゴケとタマゴケの違い

シッポゴケとタマゴケは、どちらも緑色の苔で、山林や庭園などでよく見かけます。そのため、見た目が似ていて、違いがわかりにくいという声もよく聞きます。

ここでは、シッポゴケとタマゴケの違いについて、詳しく解説します。

葉の形状

シッポゴケの葉は、動物の尻尾のような形状で、長さ2〜7cmです。一方、タマゴケの葉は、丸い形状で、直径1〜2cmです。

葉の色

シッポゴケの葉は、黄緑色から緑色のものが一般的です。一方、タマゴケの葉は、黄緑色から濃緑色のものが一般的です。

生育環境

シッポゴケも、タマゴケも湿度が高く涼しい場所を好み、乾燥した環境では茶色く変色することがあります。タマゴケは半日陰~暗い場所に向くコケで、日陰の庭などにも適します。湿度を好むので、乾燥気味の場所は避けましょう。

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