コツボゴケの植え方や育て方、増やし方をまとめています。
また、苔テラリウムの作り方をこちらの記事で紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。
コツボゴケの特徴とは?
コツボゴケは、日本各地の森林や庭園などに生育するコケの一種です。透き通るような緑色の葉が特徴的で、テラリウムやアクアリウムなどのアクセントとして人気があります。
コツボゴケという和名は、小さな中庭に植えられるコケという意味です。
コツボゴケの植え方
コツボゴケは、比較的丈夫なコケなので、植え付けも簡単です。ここでは、一般的な植え付け方法をご紹介します。
用意するもの
- コツボゴケ
- 植え付け容器
- 用土(赤玉土、川砂など)
植え付けの手順
- 植え付け容器に用土を敷きます。
- コツボゴケを用土の上に置きます。
- コツボゴケがしっかりと用土に根付くまで、水をたっぷりと与えましょう。
植え付け容器の選び方
コツボゴケは、日当たりが良く、適度に湿度のある環境を好みます。また、蒸れと熱に弱いため、植え付け容器は、通気性が良く、直射日光が当たらない場所に置けるものがおすすめです。
コツボゴケの植え付けのコツ
- 植え付け容器は、コツボゴケの成長に合わせて、大きめの容器に植え替えるようにしましょう。
- 水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。
- 日当たりは、明るい日陰程度で十分です。
コツボゴケの植え付けの注意点
- 植え付けの際には、コツボゴケを傷つけないように注意しましょう。
- 植え付け後、しばらくはコツボゴケが水苔にしっかりと根付くまで、水をたっぷりと与えましょう。
コツボゴケの葉は、卵形で先端が尖っています。葉のサイズは1~3mmほどで、非常に薄く柔らかいのが特徴です。葉の表面には透明感があり、水滴がつくとキラキラと輝いて見えます。
茎は、地表を這うように伸びていきます。茎の長さは5~6cmほどで、茎の先端から新しい芽を伸ばしていきます。茎には仮根と呼ばれる、根に似た器官が付いています。仮根は、コツボゴケが土や岩などにしっかりと根付くための役割を果たしています。
コツボゴケは、湿った土や岩の上などに生育します。日当たりが良く、適度に水分がある環境を好みます。
コツボゴケの増やし方
コツボゴケは、茎の先端から伸びた新しい芽を切り取って、別容器に植えることで増やすこともできます。この方法は、胞子による増殖よりも、比較的早く増やすことができる方法です。
分岐による増殖の手順は、以下のとおりです。
- コツボゴケの茎の先端から伸びた新しい芽を、ハサミで切り取ります。
- 切り取った芽を、新しい容器に植え付けます。
- 植え付け後、しばらくは、水をたっぷりと与えましょう。
コツボゴケにカビが生える原因と対処法
コツボゴケにカビが生える原因は、以下のとおりです。
- 過湿
- 通気不良
- 汚れ
コツボゴケは、湿度を好むコケですが、過湿になるとカビが生えやすくなります。また、通気性が悪いと、カビが生えやすくなります。さらに、コツボゴケの表面や容器に汚れが付着していると、カビが生えやすくなります。
コツボゴケにカビが生えてしまった場合の対処法
コツボゴケにカビが生えてしまった場合の対処法は、以下のとおりです。
- カビが生えている部分を取り除く
- カビが生えている容器を洗浄する
- 水やりを控える
- 容器の通気性を良くする
カビが生えている部分は、ハサミやピンセットなどで取り除きましょう。また、カビが生えている容器は、よく洗浄しましょう。洗浄後、容器をよく乾かしてください。
水やりは、過湿にならないように控えましょう。また、容器の通気性を良くするために、換気したりしてみましょう。
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